「慢性炎症」と食事の関係について。

アンチエイジング

様々な疾患と関係している慢性炎症。
その改善のヒントは薬局や病院よりも普段から使っている食品店にあるのかもしれません。

一般的な動脈硬化のリスク因子は喫煙、肥満や高血圧などが考えられています。
しかし、これらの古典的な危険因子以外にも体の中に発生する慢性炎症が動脈硬化の原因であることが最近の研究で分かってきています。

慢性炎症とは、体内で静かに炎症が起きていく炎症です。
ケガをしたときに皮膚が赤くなり、痛みを感じ、はれたりします。これは体内で起こっている急性な炎症で、ケガや病気になった時に突然生じる「急性炎症」です。これに対して、明らかな症状がないにも関わらず、体内で静かに炎症が起きていく炎症を「慢性炎症」といいます。

炎症は一般的には我々を外敵から守ってくれる免疫システムであります。
しかし、近代の生活習慣や環境の変化でこの炎症が慢性的に体内で燃えつづけ、「味方」ではなく「敵」になってしまっているのです。

慢性炎症の改善には普段からの生活習慣の改善がとても大事です。特に食事がとても影響しています。

 

疾患との関係性
慢性炎症と関連している可能性が高い疾患

動脈硬化関連疾患(高血圧症、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、慢性腎臓病など)
糖尿病
様々な悪性疾患
うつ病
アルツハイマー型認知症
関節炎

 

慢性炎症が関連している可能性がある疾患
喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患
慢性疲労症候群
副腎不全など

 

食事との関係性
慢性炎症を促進させる食事

1. 精製された炭水化物(一般的なパンやパスタ)
2. フレンチフライや他のフライ
3. ソーダなどの砂糖が豊富な飲料水
4. 赤肉や肉製品(ホットドックやソーセージ)
5. マーガリン、ショートリングやラード

慢性炎症を改善する食事
1. トマト
2. オリーブオイル
3. 緑色野菜
4. ナッツ(アーモンドやくるみ)
5. 魚(サーモン、マグロ、サバなど)
6. 果物(リンゴ、オレンジ、イチゴ、ブルーベリーやチェリー)
7. コーヒー(砂糖の入っていないブラックコーヒー)

 

より自然でかつ精製されていない健康な食事は、慢性的な疾患やそのリスクを予防するだけではなく、よりメンタルの改善(ポジティブ感情になること)もできる可能性があります。

天野方一(あまのほういち)

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