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「一度に食べていいフライドポテトは6本だけ。驚愕の研究結果に悲しみの声。」の真実

医療情報

この記事がアメリカでバズっている。
https://www.nytimes.com/2018/11/29/health/french-fries-nutrition.html

記事の中で、ハーバード大学公衆衛生大学院のエリック・リム教授が一度に食べていいフレンチフライの数は6本以下と言っている。

フレンチフライの大好きなアメリカ国民の間では、この研究結果に悲しみの声が上がっている。

根拠は2017年に発表された、栄養学の学術誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリシアン」掲載された研究であると思われる。

研究内容は以下である
研究の目的はジャガイモの消費量と死亡率の関係を調べることである。
対象者は45-79歳の4400人(57.9%が女性で、平均年齢は 61.3 ± 9.2 歳)
観察期間は8年間である。
観察期間中に236人(5.4%)が亡くなった。
結果は
ジャガイモの消費量と死亡率の間に有意な関係は認められなかった。
しかし、1週間に2-3回以上フライしたジャガイモ(フレンチフライなど)を食べた人は1か月に1度程度しか食べていいない人と比較し、死亡率のリスクが約2倍であった。

フレンチフライが健康に良くない理由としては
①糖質が多い、②高GI値、③塩分過多、④トランス脂肪酸が含まれている(これは国によって違うが。。。)

本研究は厳密にいえば、「フレンチフライの消費回数」と「死亡率」の関係を調べているが、因果関係はわかっていない。
しかし、「フレンチフライの消費回数」と「死亡率」との間に容量依存性の関係があり、上記のような生物学的な理由もあるために大きな反論はないと思われる。

しかし、更に大事なポイントは以下である。
フレンチフライのみが死亡率の原因に寄与している可能性は低く、「フレンチフライを多く食べるような生活習慣をもっている人」がリスクであるということである。つまり、フレンチフライを多く食べるような塩分の多い食事や糖分の多い飲み物を多く摂取する傾向があるということである。

 

 

「一度に食べていいフライドポテトは6本だけ。」と研究内容について
この研究では「フレンチフライの消費回数」と「死亡率」との関係をしらべているので、一回の消費量は研究中には言及されていない。
とって、記事のタイトルはミスリードしている可能性がある。

しかし、フレンチフライが我々の健康に良くない。ということを再認識させてくれたという点ではとても重要な記事であるといえる。

カリフラワーフライ
一方でエリック・リム教授はズッキーニフライやグリーンビンズフライなどは良いとも述べている。
個人的は最近食べたカリフラワーフライがとても美味しかった。

カリフラワーはアブラナ科の野菜であり、ブロッコリー、キャベツや大根も同じ種類である。
(実はブロッコリーは野生のキャベツの花のつぼみが突然変異し大きくなったものが始まりであります。そしてブロッコリーのつぼみが突然変異し白くなったものがカリフラワーであるという衝撃な事実もあります!!)
カリフラワーのメリットとしては
低糖質(カリフラワーの糖質は100gあたり1.9gGI)
低GI値(カリフラワーのGI値は26)
である。

食後の血糖が上がりにくく、その結果血管障害予防、肥満予防などのメリットが期待されます!!

天野方一(あまのほういち)

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